電気にツかない日

宮崎へ作業しに出張。
旧事務所の別棟の作業場にて。

電気灯けて暖房付けて湯を沸かしてたらブレーカーが落ちた。
ブレーカーは敷地内のヘンな所にある変電盤小屋にあるらしい。鍵を預かっている営業所に出向いて、探して、さあ大変。



家に帰ったら、艦長かみさんからまたMiniのテールランプが不調であるという報告を頂く。
機関長は早速点検に降りるのだ。

状況はこうだ。

なんじゃこりゃ?

前回のソケット接点復活が適当だったので、まずはそこから改めて処理してみたけど、特に変わらないみたい。まあ心配のタネは一つ減ったけど今回の本質じゃない。
とりあえずブレーキでもライトオンでも何らか灯くのでFUSEではなさそう。一応チェックしたけどFUSEも異常なし。
どこかの接触不良しか考えられない状況だね。さて何処だ?

電球はダブルフィラメントなので尻の陽極が2つで胴がアースだね。んで、灯き方のパターンを考えると、切れているのは、


アースですかい?


点灯時は2つの陽極間で電流が流れて、電気は2本のフィラメントを通っていて、常に抵抗のでかいテールランプ側が発光しているってわけだ。
ライトオンでブレーキ踏むと両方とも12Vになって電気流れない。

実際にテスターで調べてみたら確かにソケットの胴部がアースと短絡してない。
配線は裏だけど左テールランプ裏はガソリンタンク外さないとアクセスできない。おいおい大掛かりになってきた?!

んなわけないじゃん

テールコンビの他のソケットは異常ないわけだし、問題は表から見える部分にあるのだ。
ソケットはテールコンビのボデーにカシメてあるだけ。てことはそのカシメ部分の接点が腐ってるだけですな。

結局、カシメ部に接点復活剤流し込んでソケットをラジペンで摘んでガシガシ動かしておしまい。
いやー強敵だった。(?)



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