CRESTA屋根その後2
仕方ないので禁断の自家板金。ちょ端折り
- まず、リヤのドアトリムのゴムをゆっくり引張って外します。ゆっくりやらないと、天井内装の縁のスナップが壊れます。と、わざわざ書くということは多少壊したということですなわははわはは。
- 次にCピラーの内張りを剥がします。スナップで押し込んであるだけなのでゆっくり引っ張っていけば剥がれます。
- ドアの上の、掴まるところを外します。カバーは前側は前方へ、後側は後方へ引っ張る方向へこじれば取れます。あとはネジ外し、台座のスナップは真直ぐ引き抜きます。この場所に限らず、こじるのにはマイナスドライバーにビニールテープとか巻いたものを用意しておくと傷が付かなくて便利。
- 天井内張りのリヤガラス側を外します。引っかかっているだけなので上手く捲れば取れます。
で、とりあえずこんな感じ。
天井の中は、こんな。
内張りを突っ張るための鋼棒で天井は吊られてます。
屋根の内側にはビームと断熱材か吸音材みたいのが。
- 内張りを突っ張る鋼棒は思い切って下方にたわませて引き抜きます。
- こんな感じで段々前の方まで。Bピラーの内張りを剥がします。Fドアトリムのゴムを取ります。
- 運転席のバイザーは止め具のカバーを抉って外し、中にネジが2本。
- Aピラー内張りは上部を捲って上方に引っ張ります。
- 天井内張りの前縁はフレームごとネジ止めになってます。これは外しません。
さあ、準備完了ですが、元に戻せるかとても心配。
プラハンにウエスを巻いたもので叩いたり、
ビームの裏とかで叩けないところは、プライヤー
の柄を突っ込んで押し出したり。
柄の先とかでやりすぎるとこうなります。
パール塗装が高いってのがよくわかります。簡単に塗装にヒビが入ります。パール地も粘り気無く脆いと思うし、上塗りのクリアが何しろ硬そう。
ビームや縁枠が邪魔で叩き出すのも大変です。こりゃ確かに手間かかるし仕上げるの大変そう。プロの仕事で5万以上掛かるのは納得です。ただ、プロの仕上げを必要としているわけじゃないので・・・
なんとなくできました。
写真で見るよりもっとヨレヨレのボコボコですが。
さて心配だった組み付けですが、意外なほどあっさりと簡単にできました。
こういうところで元々の工作精度の良さが出るんだな。流石トヨタ。 そう思いながら一方で先日テールコンビの脱着にはえらく苦労したのを思い出しました。
塗装の割れの部分を何とかしておかなければなりません。既に錆び始めているのか、割れの中がうっすら茶色く染まっている部分もあります。
せめて錆が進行しないように簡単に処置だけ。
- サビクリンが見つからない。蓋が壊れていたから引越しの時に処分したんだっけ?
- 仕方ないので錆置換処理はしません。ヒビと周辺をアセトンでよく洗浄(拭くだけ)
- 錆止の亜鉛スプレーをヒビによく摺込んでおきます。
- その後表面にはみ出たのは拭き取って、
- 同じくクリアを摺込んでおきます。最後にワックス。
多少なりとも役に立てばよいけど。
最大向こう2年くらいもてば十分ですが。