昨日は化成持っていなかったので、今日改めて追肥だけしました。


Miniステディロッドブッシュ交換

そういえば最近、というか先週のオイル交換後? エンジン下にオイル染みができました。ついに漏れ始めた!?


ハンドボール大


エンジンルームを見ると、エンジン全体がオイルでベットリしています。これじゃあ何処から漏れてるか判らないじゃないかあ。って、全体がベットリなら原因は一番上でしょう。ロッカーカバーのパッキンが怪しい。ロッカーカバー自体もベトベトなんで、上のスタッドボルト穴かな。


矢印のところが怪しい。
洗浄前。



洗浄してみるとどれだけ油で汚れていたか
一目瞭然です。



今後も漏れるとすれば、どこからなのか特定するためには、洗浄しておかないとね。
とりあえず上のネジを増し締めして様子見ようと思うわけですが、あからさまに緩くなってました。カバー全体のパッキンが何とコルク製なんですね。オイルが染みて、ヘタって弾力がなくなるので緩んで当然です。しかもパッキン交換したのが2003年の12月。以来33000km増し締めしてないですから・・・。

ボルトは3/8inです。



引き続き、先日買っておいたブッシュの交換を試みます。
バイブル見てイメージを頭に叩き込みいざ現物を見ながら考えます。

さっぱりわかんねーよ


Mini乗りのバイブルと呼ばれるメンテナンス本があるわけですが、手順と気を付ける点が幾つか書いてあるだけで、そもそもどうなっているのかを説明している部分がほとんど無いので何をどうすればいいのか非常にわかりづらいです。本気でDIYメカのために書いているんじゃなくて、既にできる人が「ああー、そうだよね!」とほくそ笑むための本?メンテ本は持ってるけどメンテはやらない人が知ったかぶりするための情報を書いている本?
まいいんですけどね。それでもできる人にしかできないんでしょう。実際結構しんどい作業です。

何が大変て、Miniの作業の特徴は、

見えない、手が入らない


これに尽きる(らしい)のですな。元々狭いエンジンルームに40年がかりで行き当たりばったりに補機類を追加していった結果、ちょっとしたダンジョンになりました。そんなエンジンルーム。
でも、はっきり言ってGTSのメンテに比べれば楽かもしれません。隙間に手を突っ込んで手探りで作業することよりも、中腰でキープするのが大変ですかね。ちょっとでも頭を上げると、ボンネットについてるフックが頭に刺さるんです。ヘッ電つけて覗き込みながらごそごそ、ごそごそ。


オイルキャッチタンクを外した後の穴を
塞いでおかないと、ナットやワッシャを
ここに落としたら万事休す!


こういうことは、さすがにバイブル様様です。


エンジンに最も近いブッシュが1個砕け散っていました。


前回も同じ症状だったなあ。
でもそれ以外の3つは若干の劣化ヘタレはあるものの変形も無し。19000kmも使っている割には随分しっかりしてるように感じます。
思うに、これ、やっぱり材質の問題なんじゃないかなあ。確かにエンジンに一番近いやつに最もストレスがかかる構造だとは思うけど、この壊れ方はなんだ? 油吸ってゴムが脆くなったんじゃないのかな?

次回は(工賃も浮くので)エンジン側だけ強化ブッシュにしてみようかな。



以下メモ。



右の灰色の塊がエンジンブロック。黄色がステディロッドの端の断面。
ステディロッドの端の孔に、ブッシュ(黒色)を左右から入れる。ブッシュの中にはカラー(灰色)が通っている。
これらのセットをボルト(薄い灰色)でエンジンブロックに固定する。小ワッシャ(ボルトの頭の次の灰色の小さいやつ)、アースコード(青色)、ブラケット(緑色)と共締めする。
最もエンジンブロック側に大きなワッシャ(灰色)を挟むわけだが、これが作業中に脱落しやすい

エンジンブロック側のネジ孔は奥まったところにあるので上から見ても見えない。仕方ないのでボルトに一通り通して組んだ状態で手探りで孔を探っていくのだが、その最中にワッシャがすっぽり抜けやすい。
エンジンブロックはそもそもこのステディロッドで前後方向に固定されているので、これを取り付ける作業中はエンジンがグラグラで、孔の位置がそう簡単には合わないのね。エンジンをグラグラ揺すりながら、隙間に手を突っ込んで手探りで孔を探ったりしていればそりゃワッシャの一つや二つ落ちます。

そこでうまい方法を考えた!
先に組みあがったセットの先に針金を掛けて、かるく一巻き捻っておく(赤色)。針金が引っかかっている所はネジなので軽く一巻きするだけで簡単には外れずに、部品の脱落を予防できる。
力一杯エンジンを引っ張りながら孔を合わせて、何とかボルトを少し突っ込むことができたら、針金を力一杯引き抜く。軽く一巻きなら、引っ張ればするっと取れます。そうは言っても加減が大切。切れにくくてすべりの良いステンレスの適当な針金じゃないとダメだろうし。



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