再現テスト

2号が走行中止まる件について、また原因の仮説を立てて再現テストをやってみました。2〜3日、帰り道にちょっと遠回りして広い空いた道を走り、回転数を十分に上げて巡航したりしてみます。
結果、1度だけ(1.5回?)再現に成功しました。

2速5000rpmで巡航し(スピードはそんなに出ません)、後ろが追いついてきたので3速に上げてちょっとアクセルを緩めた辺りだったですかね。 ガス欠っぽい症状が出ました。

流石に止まってしまうと面倒なので4速に上げて緩いペースで走り、燃料系への負荷を減らしてやると間もなく元に戻りました。引き続きまた2速でちょっと回転を上げ3速に放り込んだら失速。これで0.5回。
ただね、その後どうやっても症状がでません。
虚しくガソリンタンクが軽くなっていくだけ。このガソリンクソ高い御時世に! 廃屋なのに! ま、燃費そのものは良い車なんだけどね。

現在疑っている原因は燃料ホースの“詰まり”で、タンクの錆かなんかが流れ込んでるというもの。
ノーマルでは燃料フィルタが付いていないので、近々チェックの上対策してみようと思います。

燃料ポンプは機械式なのでエンジン回転と供給量がリニアに連動するので、理論的にはただブン回しただけでは燃料不足に陥ることはないんですよね。上のテストみたいに遅い速度で回転だけ上げてもエンジンに負荷が全然掛かってないのでアクセル開度は低くて回転当たりの燃料消費量は案外少ないはず。時間当たりだと無駄に燃やしてるわけですが。

そう考えると、高速道路みたいなところで、低速から4速全開で引っ張っていくみたいな一番ガスが使われる状態でテストしないとわからんのですが、わざわざ高速に乗るのもアレだし、本当に止まっちゃったら洒落にならないし。


んで、その後症状が出ないってコトは、治っちゃったのかな?
まあ例えるなら

尿道結石


みたいなもんですかね。
抜けた〜ら、ドンドコショ〜♪

真相は依然わからないわけですが。


結構嬉しい

この時期、伝統工芸のような仕事がありまして(随分前にもちらっと書いたような気がする)、
5ヶ月かけて1000万枚の葉っぱを1枚ずつ選別して、条件にあったものを数百枚に揃えるという作業なわけですが、買うより眼識と技術と熟練を要します。

今日、あるリーダーが

「腕を上げたな。」


て言ってくれました。
これはまじで嬉しかった。


7年修業して、どうやら金輪際この世界に戻ってくることはなさそうな状況がわかってきた今日この頃ですが、どうにか「ここまで来た」ていう達成感があります。
とりあえず卒業していいですかね。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org