昨日の帰りが遅くなることを見越して午前半休にしてた。
修理に出していた靴を引き取りに行った。
ソール全体を交換してもらって8800円。
綺麗にできてる。
新品じゃないので、接着部分の耐久性がやや心配ではあるが、値段を考えると延
命措置としては悪くない気がする。
イタリアで買ったAngelicoの靴、いつまで履けるか。
帰って、仕込んでた洗濯干して、軽く昼めし食ってから出勤。
Ernesto氏が来て、DAC〜葉巻製造についていろいろと教えてくれた。
氏はCUBA人らしい。
スペイン語を話すS木嬢も加わって。
店名が間違っているそうだ。正解はCARNE RICA KATETEなんだそう。
六本木に移ってシガーバー。
Ramon Allones Specially Selected @\1900
Ernesto氏に選んでもらった。スムースで雑味なく吸いやすい。
しかし、不覚にも結構吸い込んでしまったのか、途中で気持ち悪くなってしまい、
最後まで吸えないどころか、奮発して頼んだジョニ青まで残してしまった。
TMとShuと、4人だったので丁度よかったが、状況的にわしが1本おごるべし。
若い衆が自腹でやってはいけないよ。役に立てて良かった。
そういやErnestoが最後に良いシガーを1本くれた。名前は、有名な奴だったがす
でに忘れている。
モンテクリストNo.2かな。
いずれにせよ、稀有な体験。プライスレス。
伝説のエンジニア・島秀雄物語。
十河総裁とのコンビで針孔を通すようなチャンスを一つ一つものにして新幹線開
業にこぎつけた。
戦前の蒸気機関車から新幹線まで、すべてが合理的に進化、開発されているとい
うところはすごい。鉄道というのがどれだけ国策として力を入れられてきたかと
いうのがよくわかる。
同様に旧海軍の航空機開発も最高のエンジニアと環境のもと精一杯の進歩を遂げ
てきたが、戦後はそのリソースをすべて鉄道開発が引き継いでいる。
私鉄との連携など、エンジニアから見ると恐ろしいほどの執念を感じるが、淡々
と書かれているためにこみ上げてくるものはない。
先日読み終わった丹那トンネルの話との伏線もあり、良いタイミングで読めた。
貨物用D51の戦時verのD52が、戦後客車用に改造されてC62になったなども目から
鱗。
航空技術と新幹線戦略の中から生まれた小田急SE車。
連接のあの音は今でも耳に残っているが、もう連接車ないんだよな。
先見の明と、工学的に正しいもの。
交流・電車列車・広軌。
インフラ整備をケチってはいけない。我田引水が絡むと絶対に失敗する。
そういえば北陸新幹線が福井-京都ルートに決まったらしい。正しい。よかった。
原発政策は、わしは正しいと思うが、残念ながら全体のパッケージングにセンス
がない。
云々。いろいろと考えさせられる。
高速道路は最近よくなってる。美女木JCTはクソだ。
自分の仕事も、こういうところから方向性をぶれさせないように進めたいと思う
のだ。
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